環境に優しい自動車として話題となった電気自動車。ただ日本ではまだ普及が進んでおらず、詳しいことはよく分からない、という人も多いと思います。(筆者も実はこの記事を書くまであまりよく知りませんでした。)
今回は電気自動車の長所や短所、おすすめの車種を解説します!
電気自動車の仕組みと利点
電気自動車はEVとも呼ばれ、その名の通りガソリンを燃やす内燃機関ではなく、電気モーターで走る自動車です。ガソリン走行の自動車と違い、環境や人体に有害な排気ガスを出さないため、環境や人体に優しい自動車として注目されています。最近は電気自動車用の充電スポットがあちこちに設置されるようになり、長距離の走行にも対応できるようになってきています。
他にも以下のような利点があります。
・走行時の揺れや騒音が少ない:駆動モーターがガソリン車に比べて大きく重心が安定して いる。そのため、走行時の揺れが小さく快適に走行でき る。h電気でモーターを駆動させるので騒音も少なく、
且つスーパーカー並みの加速性能を持つとされる。
・充電費用が安い:バッテリーや充電速度で多少変動するが、ガソリンよりも補給が安く済 む。
・優遇策が多い:国や自治体の補助金があり、ガソリン車と実質的な購入費や維持費は大き く変わらない。環境性能税や自動車税も優遇してもらえる。
電気自動車の短所
続いて、電気自動車の短所を紹介します。
・充電スポットの数:数が増えてはいるが、まだ探すのは手間がかかる。
・バッテリーがデリケート:環境次第でバッテリーの性能が低下する。また使用していなく ても放電するため残量が徐々に減り続けてしまう。
・家での充電時間:充電スポットに比べ、家での充電には時間がかかる。(おおよそ7時間 から15時間程)
・航続距離:以前ほどではないが、ガソリン車と比較すると航続距離に不安が残る。
電気自動車を選ぶときのポイント
ここからは、電気自動車の選び方を解説します!
・航続距離:遠出が多い場合は航続距離が長いものを選ぶ。
・メンテナンスの受けやすさ:電気自動車のメンテナンスや修理はディーラーが行うため、 特に輸入車の場合は近くに対応できるディーラーがいるもの を選ぶと良い。
・バッテリー補償:補償期間や補償距離に加えて、補償の受けやすさにも注意する。(どこ まで劣化すると補償が受けられるか)
・ネットワーク機能:EV専用か車種専用のアプリがあると、最短ルートや充電スポットを すぐに探せるので快適さが増す。
おすすめ車種3選
それではいよいよ、筆者おすすめの電気自動車をご紹介します。
テスラ Model3
セダン型のEVで、テスラのラインナップで最もリーズナブルな価格帯となっています。
最高689kmという卓越した航続距離に加え、どんな天候でも安定したハンドリングと時速100kmまで3秒で加速する優れた加速性能を持つデュアルモーターを搭載しています。
車両の4倍の重さにも耐える頑丈な車体とオートパイロット完備により、安全性にも優れています。
日産 LEAF
EVの加速を更に強化しただけでなく、最新の制御技術や低重心な車体構造により快適さと安定性を両立させています。
発進や減速などをアクセルペダルのみで行える上、車自身が運転をサポートしてくれるため、ドライバーへの負担を大きく抑えてくれます。専用アプリのナビゲーションや長い航続距離、最高ランクの衝突安全性能など多くの強みを持ち、EV初心者の方にもおすすめです。
プジョー e-208
外見こそコンパクトですが、非常に多機能な車種です。
コックピットはドライブ中の情報をすぐにキャッチできる「3Dデジタルヘッドインストルメントパネル」を使用し、更にスマートフォンを使ったタッチスクリーンの遠隔操作が可能です。
走りに関しても静粛性の高さに加え、スポーティな走りの「スポーツ」、普段使いに最適な「ノーマル」、航続距離を伸ばせる「エコ」を状況で選べるのも魅力の一つ。
急速充電に対応した専用の充電ケーブルも付属するため、充電にかかる時間も他より少なくできます。
まとめ
電気自動車は年々進化を遂げ、今では従来のガソリン車にも引けを取らない距離を走れる車種が増えています。充電スポットの増設や万一の補償もあり、更に気軽に乗り回せる環境が整いつつあると言えるでしょう。あなたも電気自動車で走るドライブを体験してみませんか?
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