AIに関する事業は、今や世界で共通の産業となっています。競い合うように発展が進むAIですが、どのような物か詳しくは知らない、という人も多いと思います。
今回はAIの実態と活躍の現場について解説します!
AIとは
AIとは(人工知能)とは、コンピューターで人間の思考を再現し、データを元に分析や計算、学習や推論などを行う技術を指します。近年では、家電の制御システムやゲームソフトの思考ルーチンを指す場合もあります。
AIの活躍
AIは様々な業界で活躍しています。例を挙げると
・農業:除草ロボットが雑草に除草剤を撒く。(内蔵カメラで作物と雑草を見分けられる)
・医療:ペッパーの会話機能を使い患者に説明(患者が発した音声から求められている情報 を考えて回答する。患者がどの程度理解しているかも判別可能)
・物流:運送ロボットによる倉庫内の整理や、AIが過去のデータを元に最適な配送ルート・ 計画を算出しドライバーの負担を減らす。
これ以外にもAIの活躍している分野は数多くあり、これからの発展に期待が高まっています。
AIの懸念点
そんなAIですが、発展することで懸念されている点も数多く存在します。
・AIによる監視:AIを用いた国民の監視強化による人権弾圧
・職業の減少による所得格差:事務職や工場での作業職がAIにとって代わられ、特別技能の 必要ない職業と、高度な知識や技術が求められる専門職とで
二極化が進み所得格差が深刻化する。
・AI技術を悪用したサイバー攻撃:専門知識なしで脆弱性を発見しそこから攻撃したり、学 習によって人間的な振る舞いを模倣させ、セキュリティ 側の判別が困難になることが懸念される。
まとめ
今日多くの業種で活躍し、人々の助けとなっているAIですが、便利であるが故の危険性も確かに持ち合わせています。
よく言われる自我を持ったAIが人類に牙を剥く、という話は開発に携わる人の話を聞く限り考えすぎな気がしますが、人権弾圧やサイバー攻撃に利用される危険は存在します。
そうならないように便利だからと頼りすぎず、節度を持って付き合っていくべきなのかもしれません。
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