エアコンの水漏れとは、「エアコン本体から水が漏れている」「エアコンの背部から壁を伝って水が漏れている」といった状態がほとんどではないでしょうか?
それをなんとかしたくはないですか?それこそ今すぐに!!
この記事では、今すぐ水漏れを何とかする方法を伝授します!!
ほとんどの原因はドレンホースにあります。
ドレンホース関連の水漏れ例
1.ドレンホースの詰まり
一番ありうる線としては、ドレンホースが詰まっている場合です。水の排出口がふさがれてしまいます。それにより、行き場をなくした水が逆流しエアコン本体から漏れてしまいます。
ドレンホースの詰まりの原因には、室内機から排出される汚れやホコリ、そして排出口から入った落ち葉や害虫などが挙げられます。
これらを取り除けば正常に水を排出できるようになるため、水漏れを改善、防止できます。その際は、けがや衛生面からゴム手袋などを必ず付けて作業することをおすすめいたします。
2.ドレンホースのハネ上がり・波うち・不具合
ドレンホースのハネ上がり・波うちも、水をうまく排出できなくなる原因のひとつです。ドレンホースの先端がハネ上がったり波うったりして上を向いてしまうと、スムーズに水が流れなくなってしまいます。中途に水がたまり、外に排出されないと、水は室内に漏れ出すようになってしまいます。
仮に水を排出できたとしても、ドレンホースの先端が上を向いているため、ゴミやホコリなどがたまりやすくなることも。その結果、詰まりが原因で水が逆流し、エアコン本体から水漏れが起こるようです。
またドレンホースに不具合があり、下向きになっていたり、地面に埋まっていたり、つぶれている場合も同じようにうまく水が排出されません。
3.ドレンホースの勾配が不十分
エアコン本体から水漏れが起こる原因には、ドレンホースの勾配が不十分な場合もあります。本来ドレンホースは、水が排出できるよう勾配を取って設置されています。
にもかかわらずドレンホースの勾配が不十分だと、排出口に向かって水が流れなくなってしまいます。その結果、水が逆流しエアコン本体から漏れてしまうのです。
4.ドレンパンとドレンホースの接続部分の不具合
エアコンの水漏れの原因に、ドレンパンとドレンホースの接続部分の不具合もあります。エアコン内部の水はドレンパンにたまり、そこからドレンホースを伝って排水される仕組みになっています。
このドレンパンとドレンホースの接続部分が緩んでいたり抜けていたりすると、排水されなくなってしまうため、たまった水がエアコン本体からあふれ出てしまうのです。
その場合、しっかりとドレンパンとドレンホースを接続してあげる必要があります。
その他の水漏れ例(素人にできる範囲で)
1.フィルターの汚れ
フィルターが汚れているために、エアコンから水漏れすることがあります。フィルターが汚れていることで目詰まりを起こし、熱交換器がフル稼働し、結果として過冷却状態になり、水漏れが発生するのです。その場合は、フィルターを洗うことで水漏れを解決できる場合があります。
2.送風口の結露
エアコンが水漏れする原因には、送風口の結露もあげられます。送風口にある風向板に冷気があたることで水滴が発生し、結果として水漏れが生じます。この現象は、暑い時期や部屋の湿度が高いときに発生しやすく、該当する時期は注意しましょう。一カ所に冷たい空気が当たれば、結露が出やすいのは、なんとなく想像つきますよね。
なお、送風口の結露は故障や不具合によるものではありません。風向板を水平にすることで水滴の発生を防ぎやすくなります。
3.気温の影響
エアコンの水漏れには、気温が影響していることもあります。特に室内と室外の気温差が激しくなる夏と冬は注意が必要です。
熱交換器が余計に稼働しやすくなるため、エアコン内部で結露が大量に発生します。その結果、ドレンホースの排水が追いつかず水漏れを引き起こしやすくなってしまうのです。
色々やったけどそれでもだめだった。エアコンが故障したかな?と思ったらまずやるべき3つのこと
エアコンを切る
エアコンから水漏れが起きた際は、本体の電源を切りましょう。運転がストップすると水漏れも止まります。エアコン周辺に水がかかってしまう被害を抑えることができるでしょう。漏電の可能性をまず減らしましょう。
電源を抜く
エアコンから水漏れが起きた際は、本体の電源コードをコンセントから抜くことも大切です。
仮に、電源コードを抜かずそのままコンセントに差しっぱなしの状態だと、漏電により火災が起こる危険性があります。エアコンに付着した水を拭き取ろうと本体に触れた際に感電する恐れもあるため、万が一に備え電源コードをコンセントから抜くようにしましょう。
ただし、コンセントの周辺が水でぬれている場合は、電源コードに触れずに電源元となるブレーカーを落としてください。エアコンに流れる電気を遮断することで、漏電や感電を防ぐことができます。その後、ゆっくりコンセントから、エアコンの電源コードを抜いてください。
ドレンホースを確認する
ドレンホースに異常がないかチェックしましょう。何らかの事情でドレンホースを潰している場合は、移動させることで詰まりを解消できる場合があります。あるいは石が詰まっていたりするかもしれません。
このほか、ドレンホースに破損がないか、しっかり排水されているかもチェックしましょう。目視で異常を確認できない場合は水漏れの原因を特定するのが難しいため、修理業者に相談するのがおすすめです。
自分で対処してもダメな場合は修理業者に依頼しよう
保証期間中なら、買った先に電話をしたり、何らかの連絡先があるはずです。
まずはそういった先に電話をしてみましょう。それでもだめなら、製造元に電話をしたりして、確認の連絡を入れましょう。治らなければ、最悪買い替えもあり得ますが、まずは人に見てもらいなおすことを考えましょう。あなたはやることをやった。後は人に任せましょう。
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