抜け止めコンセントとは、プラグの脱落防止機構を備えたコンセントのことです。 コンセントにプラグを差し込み、回転させることでロック機構が働き、垂直方向に抜くことができなくなるという特徴があります。ロックすることで、張力による脱落防止を図ることができます。自動販売機や公衆電話など、常時接続したままの電気設備は、抜け止めコンセントを採用し、プラグの緩みや脱落の防止をすることが必要です。
例えばパソコンは正規の終了処理を行わずに突然電源が切れるとハードディスクがクラッシュしてしまう恐れがあります。パソコンの電源を足を引っかけて消せば、そうなります。
また足を引っかけて、コンセントから電源喪失してしまうと困るものによく利用されています。自分の知っている範囲ではホテルの受付の足元や、顧客情報を管理する場所などでよく使われていたのを覚えています。UPS(無停電電源装置)などとセットで使っていることが多いですね。
抜け止めコンセントであっても、トラッキング火災の防止にはならないため、根元に絶縁キャップの付いたプラグを用いるのが良いとされている。 抜け止め接地コンセントに接地端子を設けると、両方のプラグをロックできないので、注意が必要です。
また外す際は注意しないと短絡して火事の原因になったりすることもあります。
何かと注意が必要なものではありますが、足を引っかけてデータを消したりすることをすることがないようにするためには非常に心強い製品です。思った以上にこういったトラブルは多いです。
あって損はしないと思います。
災難は忘れたころにやってきます。
コメント